一言でいったら”普通の人間” ただの大学生な私
適当に友達と絡んで遊び
バイトもやったり やらなかったり
恋人がいないのはちょっとマズイかなと思ったり
あと単位もマズイかも
そんな私に
些細でありながらも転機となる出来事があった
電車であの人と手が重なり合った
それからは私の心にあの人が存在し始めた
私の中で恋人ごっこまでしてしまった
そして そんな私に追い討ちをかけたのは
飲み会の帰りの電車の中
酔った勢いであの人のひざの上に座ってしまったこと
このときから私の心はあの人で満たされた
ひざの上に座るという失態をした次の日
休日を有意義に過ごそうと一人買い物へ街に出た
なぜか買いたいものではなかったジャージを買ってみたり
喫茶店で昼食してみたり KaSを見かけたり
友達が引っかからなかったのは残念だったけど
それでも 充実した一日で終わるはずだった
昨日に引き続き 今日も失態をしてしまうまでは
カバンを間違えて持ってきてしまった
私のカバンに似たこのカバンには
鍵つきの金庫と一冊の黒いノート があった
これを見た瞬間テンションはローになった
とりあえず カバンを取り戻すためお店に踵返し
と 途中で誘惑に負け金庫の鍵を開けてしまった
開けようとして 手元が狂い中身がこぼれてしまった
その時 タイミングを計ったかのように
あの人が声をかけてきた
『そのカバン 俺のなんだ』 と笑顔で
でもその笑顔はまるで仮面のようで恐怖を感じた・・・
カバンを交換した もちろん中身は大丈夫だった
あの人のカバンと間違えたことと仮面の笑顔で
金庫の中身が何だったのかが思い出せないまま
家の近くまで戻ってきたとき
あの人が見えた それで自然と声をかけてしまった
そのときのあの人の言葉は
『君は・・・自分を変えたいと思ったことはない?』 だった
意味不明の言葉だったが
それに対して私は 『変えてみた』 と答えた
その後 少し世間話をしてから別れの挨拶をして家に帰った
帰宅途中
金庫の中身の記憶だけがないことに違和感を感じた
次の日から 私はあの人に声を掛けることにした
あの人はちゃんと私の相手をしてくれた
私の右手の親指の付け根に出来た
へんなあざも
話のネタになった
私は彼の闇に本能的には気付きながらも
自分の気持ちに従うことにした
一ヵ月後には私の友達ランキングの上にまで来ていた
そして時は経ち 三ヵ月後
状況が一変する出来事が起こった・・・・・・
次の指名は freebird の ciel さんです お願いします
<”long story” バトン 注意事項>
・文章は15行以上書かなければならない
・指名された方は3日以内にアップすること
出来なかったら前の文を書いた人が別の人を再指名
・起承転結の転結に話を進めること
・この文を放棄し、パソコンを刻む焼く等して使えなくするとそれまでに
Long storyに触れたすべての人間が死ぬ(分からない人はデスノートを読もう)
・コンプリートすると何かが起こる
・注意事項を守れば何を書いてもいい。要望があれば事前に注意事項で
いいがかり姉さん