その時 日常が非日常に変わった
ムリヤリ座席の下のほうへと頭を押しやられた
彼が消えたのではなく私が動かされたのだ
それと同時に私の手にあったものは彼の手に
「・・・・・ミスったなぁ・・・
あいつ まだ生きていたのか」
横を見ると彼の無機質な顔があった
私が彼を恐いと思った部分
人間味のない機械のような表情
それが私のほうに向いた
「逃げるぞ」
私の手を取り 座席を壁にして出口を目指した
聞きたいことは山ほどあった
なんで襲撃されたのか?
なんで今日銃なんか持っていたのか?
なんでこんな危なめにあわなきゃいけないのか?
なんで・・・・・
この場に居合わせた人々は
悲鳴を上げたり 一目散に逃げ出したり
恐怖にその場にしゃがみこんでいた
そーゆー私も彼の手に引かれていなければ
一歩たりとも動けなかっただろう
頭がまわらない
今はとにかく逃げないと殺される
それだけだ
私たちは出口を出ると体制を起こして
彼に引かれるまま とにかく逃げた
どこをどう逃げたかなんて覚えていない
とにかく全力で逃げた
「・・・・・・大丈夫そうだな
ちょっと ここで休もう」
彼の顔は少し優しい顔に戻っていた
そして私は息が切れて死にそうだった
その場にへたり込むと怒りと疑問が襲ってきた
「・・・ハァ・・ハァ・・ねぇ さっきの人はナニ?
それ・・と 生きて帰れるの?
はぐらかさないで 答えて・・・よね」
私をこんな理不尽な目にあわせた
彼を恨みながらも問いただした
<”long story” バトン 注意事項>
・文章は15行以上書かなければならない
・指名された方はなにがなんでも書くこと
・話を終わらせましょう あと謎増やすな(自分で回収するなら良し)
・この文を放棄し、パソコンを刻む焼く等して使えなくするとそれまでに
Long storyに触れたすべての人間が死ぬ(分からない人はデスノートを読もう)
・コンプリートすると何かが起こる
・誰がラスト書くかをそれぞれ書いていくこと
みつ→キムに一票
次の指名は freebird の ciel さんです お願いします
ciel さんの生存が確認できないため違う人にあてるね
ピンチヒッターの Mr.天丼 奏 さんお願いします
いいがかり姉さん